【第2弾】本当に評判が良いおすすめの外壁塗装会社の見極め方法とは!?

ポイント4:どっちが良い??自社施工か、外注・下請けか。

工事を行うのであれば自社施工なのか、外注・下請けなのかどちらが良いと思いますか?多くの方は、自社施工の方が良いと思われると思いますが、一概にそうとは言えません。どちらもメリット、デメリットがありますのでそれを理解した上で、自分自身に一番あった会社を選ぶのが大切です。

 

自社施工はその名の通り、その会社の従業員が施工を行うことです。その会社の従業員が行いますので、人件費の部分では抑えることができます。逆に外注や下請けというのは、実際に施工するのはお客様と契約した会社ではなく、その会社と工事契約をしている施工会社や職人さんが施工する形になります。ですので直接施工するわけではないので、マージン料が発生し高くなると思いがちです。

 

果たしては実際はそうなのでしょうか?

 

自社で施工する方が人件費は抑えることができるので、工事代金は抑えることができますが、一概にそうは言えません。施工だけを行っていればいいのではなく、営業を行って売り上げを取ってくる必要もありますし、工事の管理や工事後のアフターや点検なども行わなければいけないので、単純に施工だけと言えません。

 

また、下請けや外注を使う会社が高いといったらそうでもないかもしれません。徹底的な効率性を確立して、工事代金を抑えている可能性もありますし、営業が優秀で多くの案件を獲得することで一件一件の利益を抑えても経営が成り立っているかもしれません。

また、工事の質に関しても自社の方が良い、安心できると思われるかもしれませんが、工事の責任については契約した会社が取りますので、常に高い工事力を持った職人を利用し、管理体制もしっかりしているのであれば外注・下請けを利用する会社の方が質が高いかもしれません。もちろん利益だけとって、工事は丸投げといった場合はどんな職人に当たるかによって工事が成功するかどうかわからない運任せの状態になってしまいますので論外です。

 

大切なのは責任の所在がしっかりしており、管理体制が整い、技術力の高い職人を抱えているかどうかです。それで金額が安ければベストかとは思いますが、工事後のアフターまでしっかりみてくれるなど総合的な判断は必要になってきます。

 

また、自社施工という言葉に近い言葉を真似て、実際には外注や下請けを利用しているのにも関わらず、自社の従業員が施工を行っているかのように思わせる会社もいるので要注意です。

ポイント5:言葉だけで安心しない!正しい工事補償について

工事保証が付いている会社さんって安心できますよね。その期間が長ければ長いほどより安心できると思うのですが、工事保証について詳しく理解していますか?どのような場合に保証が使えるのか正しく理解した上で、工事をお願いしましょう。

 

一般的に工事保証や施工保証というのは、施工が正しく行われなかったことによって不具合が生じたことを無償で直すことを言います。ただ施工が正しく行われなかったのかどうか、どう判断するのかが難しくなります。例えば、工事を行って1~2年で塗膜が剥がれてきたりした場合はどう思われますか?工事の説明を受けたときにはその塗料は10年以上耐久することが期待できると聞いていたのに・・・、当然お客様の立場ならこれは施工不良だと言いたいですし、無料で直してもらえると思いますますよね。それでも会社によって元々下地の状態が悪くしっかりと下地処理をしたが、下地から剥がれてきたため今回の塗装とは全く別の不具合のため工事保証は適応されないと言われるかもしれません。

 

また、10年近い工事保証があったとしても、期限が切れそうなときに不具合を発見できても経年劣化ですと言われるかもしれません。はたまたその会社は無くなっているかもしれません。

 

このように、長期間の工事保証があったとしてもそれを受けられるかどうかは分かりません。施工が完了すると工事保証書をもらえると思いますが、契約の段階で工事保証がどのような内容になっているのか書面にて確認しておくと良いでしょう。そして、具体的な例を挙げて一つずつケースごとに保証が受けられるのか、もっと言えばその会話を録音しておいたり、サインもらった書面に残しておくことが大切です。

 

外的要因が多く、既存の材料や劣化状態によって全てが同じ効果を得ることが難しい工事ではありますが、しっかりとした工事を行っていればすぐに劣化が進むということは考えられません。もし数年で劣化するようであれば、塗料がよくなかったり施工不良が考えられますので、そうなったときに泣き寝入りしない対策をとっておくと良いでしょう。

ポイント6:外壁塗装は塗料選びが大切!

最近では様々な外壁や屋根の塗料が出てきており、その特徴や性能は様々です。また、塗料メーカーと工事会社によるプライベートブランドも発売されるなど住宅塗料を全て把握しようとするのはなかなか難しくなってきています。

 

塗装のお見積もりを出してもらうと、会社それぞれによって塗料は違ってくると思いますが、期待できる耐久年数は10年であったり、20年であったりするのでそこで判断している方も多いのではないでしょうか。

 

その中で一番気を付けておかなければいけないのは、耐久年数についてです。まず何年持ちますなど年数を断定的に伝える業者には気を付けましょう。塗料は何年相当で劣化が始まるを調べるさまざまな実験を行いますが、実際に絶対に何年持ちますとは言えません。それは劣化状況であったり、立地条件、塗装の仕方によって全く変わってくるからです。ですので、断定表現をしたりする業者に注意が必要です。

 

また、最近ではかなりの高耐久性能な塗料や特殊な塗料も販売されています。そうした塗料は普通の塗料に比べて値段も高くなっていますが、不当に高い見積もりを提示してくる業者もいます。メーカーのHPには平米単価が記載されていますので、そちらを参考にしてみましょう。

 

既存建物やコーキングの種類によって、新たに塗装すると良材が合う・合わないということもあります。合わない塗料を塗ってしまってはその塗料の性能を十分発揮することができなくなりますし、数年と持たずに劣化する場合もあります。塗料に対する知識を新しくつけるのは難しいですが、提示された塗料について担当者からの説明だけでなく塗料メーカーのHP等で自分自身で調べてみることも大切です。